別府市光町の大火で、市は12日、義援金の配分委員会を市役所で開き、家屋再建、生活再建をともに支援するとの方針で配分方法を決めた。全焼の場合、家屋所有の4人世帯は57万円、アパート暮らしの単身者には24万円となる。2月中にも各世帯に振り込む。
市や市自治委員会、市社会福祉協議会、日本赤十字社別府市地区奉仕団などの代表8人が議論した。
9日までに市に寄せられた義援金(1603万7181円)のうち、3割を被災した建物数、5割を被災世帯数、2割を被災者数で分ける。被害の程度で配分割合を変え、▽全焼10▽半焼6▽部分焼4▽ぼや2▽水損2―とした。
野口中町の火災(1月18日)への義援金を含んだ144万9793円については、2件の火災に半分ずつ配分する計算にした。
10日以降に寄せられた義援金は、4月に2回目の委員会を開いて配分方法を決める予定。義援金受け付けは3月末まで。
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