昨年の衆院選に続き4度目の国政への挑戦となる。「雇用の問題、普天間問題も正念場だ。今こそ自分たち若者が声を上げ、政治を変えなければいけない」と新たな決意で選挙に臨む。
政治家を志した原点は自身が直面した過酷な労働環境だった。早朝5時から深夜2時まで働いても手取りは増えなかった。業績目標を達成するためにクレームがくるような売り方をする同僚も。「人間が持たない働き方だ。こんな息苦しい社会を次の世代に残していいのか」。25歳のときに共産党員となった。
初めて候補者となったときには「自分でよいのか」とためらいもあったという。しかし「与えられた仕事はやり通したい」という思いで迷いを断ち切った。
「4回の選挙活動で顔と名前は覚えてもらったような気がする。だが、政策はまだまだ」と気を引き締める。「選挙活動をしているうちに低くなった」という声で多いときには1日25回の街頭演説をし懸命に政策を訴えている。
昨年4月に結婚し「少し太った」という。お酒が好きでテレビを見ながら飲むことと、好きなクラシックを車の中で聞くことが息抜きの時間。
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