両親の出身地の宇佐市で生まれ、幼少時代は父の転勤で全国14カ所を回った。夏休みの度に帰省する宇佐を「故郷」と感じるようになった。「宇佐で自分を愛してくれる親類の人たちに囲まれて過ごしたため人を信じやすい性格になった」
銀行勤務を経て外資系証券会社に転職。郵政民営化に関連するプロジェクトに携わる中で国の実情を知り「構造改革を進めなければ大変なことになる」と実感。政治家を志した。
2006年に自民党県連が国政選挙の候補者を公募すると知り、「自分の信念を大分県の人の役に立てたい」と初めて手を挙げた。3回目になる今回の参院選の公募でようやく選ばれたが、自民党は野党に転落。逆風の中にあった。
「周りから『おまえは正気か?』とも言われた。だが2度自民党に手を挙げて、野党になったからと違う政党を選ぶような人は信用されない」と信念を貫く。
趣味はジョギング。映画「フォレスト・ガンプ」の影響で始めた。02年から友人の勧めでトライアスロンにも挑戦し体力には自信がある。1月に候補予定者になって以来、全県を回り続けてきた。「立ち止まることなく完走する」覚悟だ。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。