大分合同新聞創刊4万号

わたしと大分合同新聞①

[2010年07月20日 16:12]

本紙をゼミの授業で使っている日本文理大経営経済学部准教授の白土康代さん(後列右から2人目)=大分市・日本文理大

地域文化研究の参考に…文理大の白土康代さん

 「地域のことを知るならやっぱり地域の新聞」。大分市の日本文理大学経営経済学部准教授、白土康代さん(62)は、地域文化のゼミを担当。学生たちは大分合同新聞に目を通し、各自の研究テーマに関係ありそうな記事を切り抜いて参考にしている。
 大分、熊本両県の関係性を調べている男子学生は、地方面「大分新聞」に掲載された鶴崎踊の記事に目が留まった。鶴崎は江戸時代には肥後藩の領地で「鶴崎踊も何か関係があるかなと思って」。新聞記事から研究のヒントを得ている。
 白土さん自身は、戦後の占領期の出版物を集めた「プランゲ文庫」を研究。大分合同新聞に研究内容を寄稿しており、「反響が『読者の声』に載って、うれしかった」。地域密着の新聞に今後期待することは、「地域の話題だけでなく、もう少し批評や批判的な記事も読みたいですね」。

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