大分合同新聞創刊4万号

大分合同新聞とともに③

[2010年07月20日 16:08]

本紙の防災企画を広げ「最高の資料」と絶賛する井上玲吉さん=中津市鍋島

防災意識の向上に活用…中津市の井上玲吉さん

 福祉、防災問題に先進的な取り組みを続ける中津市今津地区。同市鍋島の井上玲吉さん(76)は、活動を引っ張る今津校区民生・児童委員協議会長で、福祉の郷「いまづ」のコーディネーターを務める。
 井上さんは大分合同新聞の記事を住民の意識向上に役立てている。毎朝、新聞に目を通し、関連記事をスクラップ。必要な情報を住民間で共有する。
 中でも本紙創刊120周年の年間防災企画(2006~07年)は「最高の資料」と絶賛。新聞そのものを保存しており、09年には記事に掲載された「防災のポイント20」を啓発ポスターにし、集会所などに配布した。
 「40年以上も大分合同新聞を愛読しているが、身近な情報が手に入る。地域密着で、分かりやすいのが一番」

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