大分市チームの最終選考レースで力走する選手たち
昨年は大差で首位を走りながら、最終日にまさかのたすきミスで5位に沈んだ。今年はさらに戦力が充実。11年ぶりの総合優勝、A部優勝、躍進1位の3冠を狙う。
昨年の九州一周駅伝新人賞の治郎丸健一(東明高職)が加入。待望の“大砲”として期待される。さらに日田市のエースとして活躍した木許史博(大分市消防局)も加わった。
このほか、勝田レイトン(パワーポイントイングリッシュ)重田一成(九築工業)宇都寿哉(大分市消防局)も九州一周駅伝に出場した実力者。ハイレベルな競争の中で、金沢健(大分県庁)辻拓郎(大分市役所)前園隆之(伊藤園)もメンバー入りした。
大学生は11人(日本文理大10人、大分大1人)がエントリー。うち6人は1年とフレッシュな顔触れ。伊波航、内田恒三、佐竹一弘の日本文理大勢は九州一周駅伝メンバー。調子を見極めながら、出走する8人を絞る。
シニアも強力。一般区間でも通用する小手川忠嗣(パーパス)のほか、田中嘉弘(別府自衛隊)、山本豊(大分市教委)らも練習十分。
女子はキヤノンAC九州勢の矢野由佳、城戸智恵子。ともに力があり、死角は見当たらない。
理想の編成に
桜井貢監督(新日鉄大分)の話 官・民の協力で一般の層が厚くなり、理想のチーム編成に近づいている。昨年はアクシデントがあった。置き忘れてきたものを取り返し、今度こそ優勝したい。
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