佐伯市本匠因尾の稗田製茶での撮影で出演者に指示する塩屋俊監督(左端)
大分合同新聞が創刊125周年記念事業として製作協力した映画「種まく旅人~みのりの茶~」が3日から県内で先行ロードショーされる。臼杵市野津町出身の塩屋俊監督が古里で念願のメガホンを取った意欲作。主演の陣内孝則さんと田中麗奈さんをはじめ、スタッフとキャストが県内で長期ロケを敢行。多くの県民がエキストラなどで参加した話題作がいよいよ公開―。
一般上映は大分市のT・ジョイパークプレイス大分とTOHOシネマズ大分わさだの2館。3日はロケがあった佐伯市の弥生文化会館(午後3時と同5時半)と臼杵市野津中央公民館(同3時半と同7時)、4日は臼杵市民会館(午前10時半と午後1時半)で特別上映会を開く。初日は塩屋監督と田中さんがT・ジョイパークプレイス大分とTOHOシネマズ大分わさだ、野津中央公民館で舞台あいさつ。4日の臼杵市民会館では陣内さんも合流した3人で舞台あいさつをする予定。
お茶の有機栽培を題材にした「種まく旅人~みのりの茶~」はエンターテインメント性豊かな日本初のオーガニック・シネマ。ロケは2010年11月22日から約1カ月間臼杵市野津町の「高橋製茶」を中心に大分、別府、佐伯市などであった。
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