▽コートジボワール―日本(日本時間15日午前10時・レシフェ)
攻撃に重点を置くスタイルのチームがぶつかり合う。日本は攻撃的MFの位置に並ぶ本田、香川、岡崎が持ち味を最大限に発揮できるかがポイントだ。ワンタッチでの素早い連係による崩しなど、敏しょう性で勝負したい。ワントップは守備ラインの裏のスペースを突く動きがうまい柿谷の特長が生きそうだ。
パワーや体格では相手に分があるだけに、守備面では広いスペースを使われないようにすることが重要になる。前線から連動してプレスをかけ、高い位置でボールを奪う狙いを徹底できるか。
コートジボワールは攻撃の中心となるY・トゥーレが脚を痛め、万全の状態でない。とはいえ、ワントップで経験豊富なドログバや、速さのあるサイドアタッカーのジェルビーニョら個人で局面を打開できる選手がそろう。
ともに守備が不安定なのが弱点といえる。手堅い試合運びになりがちな初戦ながら、点の取り合いになる可能性もあるだろう。(共同)
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