【リオデジャネイロ共同】16年五輪を開催するリオデジャネイロのパエス市長が7日、外国メディア向けに記者会見し「競技会場は53%が完成したか(既存施設を)改修中で、予定通りだ。開催経費も60%は民間資金で賄う」と述べ、施設整備の遅れや巨額の公費投入に対する内外の批判に反論した。
経費総額は367億レアル(約1兆7千億円)と明らかにした上で、公金支出は会場建設費の約25%とインフラ整備など全体の4割にとどまり「レガシー(遺産)を残すために使っている」と強調。主会場の五輪スタジアムは6万人収容で「うち1万5千席は仮設。負の遺産は造らない」と理解を求めた。
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