総務省は27日、シーエス日本(東京)の衛星放送を視聴した親子2人がてんかんの発作を訴える健康被害があったと発表した。放送業界で定めた基準を超える光の点滅の映像を含む音楽番組を放送していた。
昨年12月に音楽番組の一部として放映。ギタリスト布袋寅泰さんのミュージックビデオの部分で、激しい光の点滅が繰り返されたという。
総務省は、同じミュージックビデオを含む音楽番組を放映した衛星放送やケーブルテレビ事業者計312社を調査した。このうち230社が自社の番組基準に抵触していたことを認めたため、再発防止を要請した。
シーエス日本以外では健康被害の報告はないという。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。