テリー伊藤、車は走る宝物
車に詳しい著名人に贈る「JU あのひと of the Year2014」(日本中古自動車販売協会連合会主催)の授賞式が東京都内で開かれ、演出家のテリー伊藤が選ばれた。テリーは「一緒に乗ると家族や恋人とのきずなが深まる。車は走る宝物だと思う」と熱く語った。
20歳のころに初めて車を買って以来、これまでに50台以上を購入してきたテリー。「やっと車を50台以上買った成果が出た。うれしいです」と受賞を喜び、「寝る前にいつも『次の車は何を買おうかな』と想像しています」と述べた。
印象に残っているのは、25、26歳ごろに買ったオープンカー。「デート中に雨が降りだしたんですが、(雨よけの)ほろがバーンって壊れて。女の子がぬれながらほろを押さえてくれました。それが一番の思い出ですね」
ゲストで登場したタレントの保田圭は「車が欲しくなりました。主人と相談します」と前のめりになっていた。
テリーは10日に亡くなった俳優の高倉健さんとの思い出も明かした。「本屋で車の雑誌を読んでいたら、健さんが隣に現れて『車がお好きですね』って。それで車談議をしました」と振り返り、「健さんは僕らの青春。すごく寂しい。二度とああいうスターは現れないと思います」と悼んだ。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。