3D測量で採石跡を発見、兵庫
兵庫県西宮市は16日、江戸時代に再建された大坂城の石材が切り出された「徳川大坂城東六甲採石場」(西宮市甲山町など)から、石の露天掘り跡とみられるくぼみを複数見つけたと発表した。上空から3次元(3D)測量して判明した。西宮市は周囲の測量や発掘をし、国の史跡指定を目指す方針。
採石場は東西約6キロ、南北約2キロにわたり、山林地帯で地形が険しいことなどから測量が進んでいなかった。
3D測量は、地面に当てたレーザーの反射から得た標高を基に立体的な地図を作る方法。
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